げんしけんの思い出。

　ども、江戸です。今日は昔のアニメ作品について語ってみましょうか。


●げんしけん

　　　　　
　大学のオタクサークルを描いた原作をアニメ化した物の一期目。 しかし、当初はアニメ化する事が意外だったというか、そもそも作者がこういう話を描く事自体が意外だった記憶が。それまでの作者は、現実の厳しい所ばかり描くような作風だったからなぁ(まあそれは、後の『ぢごぷり』でちょっと復活したが）。
　まあ、初期はまだまだ以前の絵柄が残っていたので、ちょっと萌え系路線に振り切れていない感じではありました。しかしオタクの生態を描いた作品は、ようやく増え始めた時期だったので目新しさはあったとは思いますがね。それが今も続く人気作になって、三期までアニメ化したり、色々と関連作品が生まれたりするとは夢にも思っていませんでしたわ。
　で、アニメの方ですが、割と原作に忠実な感じ。ただ、『GUILTY GEAR XX』とか、実在の作品の映像や曲がそのまま作中に出てきたのは当時としては衝撃的だったなぁ。それまではパチモンっぽい物改変して登場させるのが通例だったし。あと、あの頃はまだ「勇者王」のイメージが強かった檜山修之を斑目キャスティングしたのも驚いた。でも、骨折した時の雄たけびが無駄に格好良くて笑ったわ。
　なお、アニメ二期は観た事が無いので、水橋かおりの声の荻上さんを私は知らない。


　そして、ＢＯＸ特典のОＶＡ。


　　　　　
　２クールのテレビアニメとして作られたという設定で、その中の１話・21話・25話のみ存在します。これの映像の一部が本編の劇中劇として使われていますが、冒頭数分にこれ(ОＰ含む)が流れて、「観る番組間違えた!?」状態になるサプライズは当時としては目新しかった。つか、特典に新作アニメが付いてくる事自体が珍しい時代だったし、なんか色々と感動したわ。まあ、内容はあくまでオマケなので、それほど面白いとはいえないが（笑）。
　ちなみにＢＯＸは３まであるけど、各３巻ずつ収納で、その内の１本が丸ごと『くじアン』になる感じ。３本揃ったら、ＢＯＸ２が『くじアン』仕様なのでそこに収納しましょう。
　あと、別にテレビアニメ版が本当に作られているけれど、私は観ていない。小梅けいとによるコミカライズ版で満足した。

　ところで、このＢＯＸは定価だと各１万５千円近くするのだけど、今某ネット書店を見たら5000円以下になっていて泣いた。物によっては2000円以下になってやがる……。



　じゃ、今日はここまで。