最近の戦利品－アイアムアヒーロー。

　ども、江戸です。今日は最近の戦利品について語ってみましょうか。


●アイアムアヒーロー（Blu-ray通常版）

　　　　　
　原作は未読（なので比べて云々という事は言えない）。でも、なんだか評判が良かったし、主演の大泉洋も好きなので買ってしまいました。

　ジャンルとしてはゾンビ（作中では「ZQN」）物ですが、邦画でこれだけのスケール＆クオリティのゾンビ映画って初ではなかろうか。つか、他の邦画のゾンビ映画って、私はタイトルすら思いつかないほどマイナージャンルだし……。それだけに、日本の風景の中でゾンビが動き回るという光景自体が何だか新鮮ですねぇ（一部は海外で撮影して、日本語の看板とかはCGで入れた部分もあるらしいが）。

　それに映像も海外の物と比べて劣るとは感じなかったし、少なくとも初回の視聴で気になるような物はほぼ無いですね（何回か見ると甘さに気付く部分もあるけれど）。それだけにかなりグロい内容になっているので年齢制限は付いているし、万人には薦め難い所もありますが、その一方で大泉洋が演じる主人公が格好いい。最初は頼りなかったのに、終盤では覚悟を決めて大量のZQN相手にショットガン無双する展開にはかなり燃える物がありますね。このラストバトルにおける最大のピンチも、超人的な力を得たヒロインの比呂美の力を借りるのかと思いきや、結局１人で乗り切っちゃうし、凄ぇーよあんた！

　あと、個人的に最大のサプライズは、作中に『未確認で進行形』のアニメが流れた事ですな。真白たんは既に銀幕デビューしていたのか……。で、「東テレがアニメ放送してる時は大丈夫」とか言った直後に特別報道番組に切り替わったのには爆笑したわ（笑）。

　なお、映像特典は「特報/予告編集」ですが、収録時間は短めなのであくまでオマケって感じ。どちらかというと音声特典の監督・プロデューサー・映画秘宝編集によるオーディオコメンタリーの方が重要ですな。「ここはセットだ」とか色々な裏話が聞けますが、セットの話とかはマジで言われないと分からないわ……。
　それと、うちのテレビ環境の問題かもしれないけれど、作中の一部の音声はかなりボリュームを大きくしておかないと聞こえない物（作中のテレビ報道とか）もあるので、最初は字幕有りで見た方が内容を理解しやすいかも。

　何にしても、私個人としてはかなり楽しめましたし、今年は邦画の当たり年と言われるのも納得ではありますねぇ。漫画原作の実写化が成功しているという意味でも大きな一歩ですな。



　じゃ、今日はここまで。