そんな訳で行って来ました。なんだかんだで『ドラゴンクエスト』のゲーム本編が映像化された事って作中のムービーやテレビCMくらいなので、ちょっと興味があったのでね。まあ、キャラクターデザインは全く違うけど、個人的には許容範囲だったし(ただ、動きにはわざとらしさが目立ったような気がする)。それにオチのネタバレも聞いていたので逆にもう怖くない!(笑) というか、「動くキラーマシンを見る事ができればそれでいい」くらいのつもりで行った。
で、私が観たのは本日の最初の上映でしたが、客入りは60人くらい。さすがに夏休みに入っているので平日でも人が多く、『天気の子』の初日の倍以上は入っていました。そして、意外と若い人が多かったけれど、それだけリメイク版をプレイした人が多いという事なのでしょうねぇ。一番最初のソフトはもう20年以上前の発売だから、リアルタイムでプレイしていた人はもういい年だろうしな。ちなみに私は当時の同級生にソフトを借りパクされた……。
それでは内容について語ってみたいと思いますが、ネタバレを含みますので、それが嫌な人はここより下は読まないでください。ただ、原作ゲームに思い入れがある人ほど、ネタバレを知った上で観た方が無難な気がする。
まず、内容については原作ゲームとなる『ドラゴンクエストV』のダイジェスト的な所があるのは否めません。まあ、これは2時間程度の尺で話を収める為には仕方が無い事ですし、ゲームをプレイしている人ならば自分で懐かしみつつ補完できると思うので必ずしも悪くないのですが、それだけに最後の「実はVRゲームの世界だった」というオチはいらなかったという人も多いだろうなぁ。
ただ、このオチを知った上で観ていると、冒頭のダイジェストが実際の原作ゲームの画面を使っているなど、これがゲームなのだと分かる要素は随所に散見されており、唐突なオチだとも言い切れません。戦闘シーンのアクションゲームっぽい動きも「ゲームだから」という事を踏まえれば納得できる。また、主人公も「ゲームも間違いなく自分の人生の一部」というような事も言っていたと思うので、単純に「ゲームだから全部偽物」という話にはなっていなかったように感じます。なので、個人的にこのオチについては、良いとも言わないが絶対に駄目とも言わない。
むしろ絶対にこれは駄目だろ……というのは、勇者の双子であるグランバニア王女の存在をまるごと抹消するという改変ですねぇ。あと、他にもデボラとかもいないけど、私は彼女が登場するリメイク版はプレイしていないので、そこまで許せないという事にはならない。でも、グランバニア王女はある意味ヒロインの一人なので、これだけは消しちゃ駄目でしょうよ……。せめて選ばれなかったフローラの娘としてラストバトルに参加させるとかのフォローはあっても良かっただろうに……。ラストバトルにはヘンリーやサンチョのみならず、まさかのブオーンですら参加しているのだから……。
つか、ブオーンが喋ったのはサプライズだったけど、仲間になるのはもっとサプライズだったわ……。まあ、この辺の改変は悪くないとは思うけど……。あと、マスタードラゴンの声に安田顕は吹いた(笑)。
ともかく、色々と物議を醸す出来ではあると思うのだけど、劇場であのおなじみの曲を聴ける事に関しては素直に良かったと言える(使うタイミングが合っていたかどうかはさておき)。特にEDでの「そして伝説へ」は普通に感動しました。個人的にシリーズの中で最高のED曲だからなぁ。
……と、私は「それはそれ、これはこれ」と割り切れるので部分的には満足なのですが、たぶん人によっては本当に駄目なオチだと思うので、これから観ようと思う人はやや注意。
じゃ、今日はここまで。
で、私が観たのは本日の最初の上映でしたが、客入りは60人くらい。さすがに夏休みに入っているので平日でも人が多く、『天気の子』の初日の倍以上は入っていました。そして、意外と若い人が多かったけれど、それだけリメイク版をプレイした人が多いという事なのでしょうねぇ。一番最初のソフトはもう20年以上前の発売だから、リアルタイムでプレイしていた人はもういい年だろうしな。ちなみに私は当時の同級生にソフトを借りパクされた……。
それでは内容について語ってみたいと思いますが、ネタバレを含みますので、それが嫌な人はここより下は読まないでください。ただ、原作ゲームに思い入れがある人ほど、ネタバレを知った上で観た方が無難な気がする。
まず、内容については原作ゲームとなる『ドラゴンクエストV』のダイジェスト的な所があるのは否めません。まあ、これは2時間程度の尺で話を収める為には仕方が無い事ですし、ゲームをプレイしている人ならば自分で懐かしみつつ補完できると思うので必ずしも悪くないのですが、それだけに最後の「実はVRゲームの世界だった」というオチはいらなかったという人も多いだろうなぁ。
ただ、このオチを知った上で観ていると、冒頭のダイジェストが実際の原作ゲームの画面を使っているなど、これがゲームなのだと分かる要素は随所に散見されており、唐突なオチだとも言い切れません。戦闘シーンのアクションゲームっぽい動きも「ゲームだから」という事を踏まえれば納得できる。また、主人公も「ゲームも間違いなく自分の人生の一部」というような事も言っていたと思うので、単純に「ゲームだから全部偽物」という話にはなっていなかったように感じます。なので、個人的にこのオチについては、良いとも言わないが絶対に駄目とも言わない。
むしろ絶対にこれは駄目だろ……というのは、勇者の双子であるグランバニア王女の存在をまるごと抹消するという改変ですねぇ。あと、他にもデボラとかもいないけど、私は彼女が登場するリメイク版はプレイしていないので、そこまで許せないという事にはならない。でも、グランバニア王女はある意味ヒロインの一人なので、これだけは消しちゃ駄目でしょうよ……。せめて選ばれなかったフローラの娘としてラストバトルに参加させるとかのフォローはあっても良かっただろうに……。ラストバトルにはヘンリーやサンチョのみならず、まさかのブオーンですら参加しているのだから……。
つか、ブオーンが喋ったのはサプライズだったけど、仲間になるのはもっとサプライズだったわ……。まあ、この辺の改変は悪くないとは思うけど……。あと、マスタードラゴンの声に安田顕は吹いた(笑)。
ともかく、色々と物議を醸す出来ではあると思うのだけど、劇場であのおなじみの曲を聴ける事に関しては素直に良かったと言える(使うタイミングが合っていたかどうかはさておき)。特にEDでの「そして伝説へ」は普通に感動しました。個人的にシリーズの中で最高のED曲だからなぁ。
……と、私は「それはそれ、これはこれ」と割り切れるので部分的には満足なのですが、たぶん人によっては本当に駄目なオチだと思うので、これから観ようと思う人はやや注意。
じゃ、今日はここまで。