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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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今日のつぶやき-いわゆる転生特典の仕組み。

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 ども、江戸です。今日もつぶやいてみましょうか。


●いわゆる転生特典の仕組み。
 『本好きの下剋上』の最終話は、横暴な神殿長に対してマイン様怒る。まあ、あの世界の貴族からしたら庶民に人権は無い感じなので、あれが特別って訳では無いのだけどね。そして庶民も貴族に対しての知識が少ないから、うっかり逆らって処刑されちゃうのもいるという……。この辺の認識の齟齬は、これからのマインが苦労する部分ではある。
 でも、マインは作中でもトップクラスの魔力を持っているので、その辺は貴族に対しても強みですな。そして、それだけ強大な魔力を身につける事が出来たのは、本来なら子供の精神では抑え込めなかった魔力を、転生によって前世の精神があったから抑える事が出来、しかもそのやり方が偶然魔力を育てる形になっていたというのが大きい。これはいわゆる転生特典を上手く料理して設定されていると思う。
 あと、ようやく神官長の出番が増えたけど、確かこの時点ではまだ20代前半くらいだったっけ? それなのにあの渋い声というのが凄いわ(笑)。
 なんにしても、これから更に話が面白くなっていくので、今から二期が楽しみですね。そして、出来れば三期以降もやって欲しい。『進撃の巨人』みたいに、NHKに局を移動してやるという形ならいけるやろ。

●キャラクター像による説得力。
 『ビートたけしの知らないニュース 超常現象Xファイルスペシャル』を観る。これって以前は大晦日とかにやってなかったっけ? まあそれはともかく、相変わらずオカルト肯定派に色物的なのが多いというか……。見た目からして他人を納得させるつもりがあるのか怪しいのがいるし(笑)。
 そして、主張にも根拠が怪しい突っ込みどころ満載のばかりで、こういうのが横行するからオカルトが胡散臭い物として一笑に付されるジャンルに成り下がってしまった一面もあるのではないかと思う。もうちょっと説得力というものを心がけてくれませんかね……。
 まあ、説得力があったらあったで、詐欺に使われそうなジャンルではあるのだが……。そういう意味では胡散臭いままの方がいいのか……?

●最近の戦利品、
 『アリスと蔵六』第9巻(今井哲也)。
 約2年7ヶ月ぶりの新刊。もう出ない物かと軽く諦めていたぞ……。
 で、前巻で家出した紗名が帰ってくるまでの話を、蔵六の過去を交えて語られていますが、アリスの夢が世界に出現する以前から改造人間みたいなファンタジー的な存在がいたんだな……。
 あと、蔵六が老いによって色々とままならない事への苛立ちを憶えている描写は切ない。私ですらちょっと共感できる部分だが、私より数十歳年上の蔵六ではその想いはどれだけ強いのだろうか……。



 じゃ、今日はここまで。

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