ども、「献血で国内初のシャーガス病確認」のニュースに吹いた江戸です。シャーガス病といえば、ちょっと前まで『月刊アフタヌーン』で連載していた『ネメシスの杖』で題材にされていた病気じゃないですか……。正直、実在していたのかと……。このように、フィクシヨンに現実が追いついてくる事が割とあるから驚きだわ……。
さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。
●犬とハサミは使いよう 1・2(原作・更伊俊介 漫画・大庭下門)
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現在アニメも放送中のラノベのコミカライズ版。活字中毒の主人公・和人が強盗に殺害されるけれど、本が読みたい一心でミニチュアダックスフンドの身体に乗り移って復活。その後、(初期の段階では)唯一言葉が通じるあこがれの小説家、秋山忍こと夏野霧姫に引き取られて、様々な事件に巻き込まれたり虐待じみた扱いを受けたりする日々を描いたナンセンスコメディです。
で、本作は絵柄のイメージの所為でシリアス系だと勘違いされやすいと思うのだけど、実際には「何故犬?」とか「何故ハサミ?」とかの細かい事には大した意味は無いので、その辺を気にしてはいけない類の作品です(なにせナンセンスコメディですし)。その辺のギャップでふるいにかけられてしまった読者は結構多いような気がする。
ただ、アニメ版はかなりカットされている要素が多いらしいので、よりシュール度が増しているとは思いますけどね。その点、コミカライズ版はかなりじっくりと原作の内容を再現しているっぽいので(原作は読んでないのでよく知らないが)、印象はかなり違うかもしれません。実際、アニメ版とコミカライズ版では描写も若干違っていて、アニメ版では「銃殺された和人の遺体の損傷が少ない」と視聴者から突っ込まれていますが、コミカライズ版では「木っ端みじんに吹き飛んだ」と明言されています。この辺は規制と尺の問題があったという事なのでしょうなぁ。
そんな訳で、アニメ版よりもじっくりと内容が描写されているコミカライズ版ですが、結果的に単行本一巻を丸ごと使ってもアニメ1話目のラストまでしか話が進んでいません。一応連載は読んでいたけれど、ここまで話が進んでいないとは驚いたわ。逆に言えばアニメ版がいかに超スピードで展開していたのかが分かるというものです(ただし、基本的な話の展開は殆ど同じ)。
そして2巻もアニメ版の2話目の辺りまでしか話が進んでいません。まあ、喫茶店のマスターの正体(アニメで使われるとしたら最終回?)や、エピローグなどのアニメではまだ描かれていないエピソードもあります。しかし一方では、マキシ様とかはこの時点では登場していないので、それらのキャラのファンは注意。
なお、両巻とも巻末に2ページだけ原作者による短編とも言えないようなネタが収録されています。『スレイヤーズ』の後書きみたいなノリが好きな人向けでしょうな。あと、1巻にはコースターが付録として付いていたけれど、これは書店によって違うのかしらね……。
そして、今月末には3巻も発売するようですが、たぶんアニメの3話目の分までしか収録されていない気がする……。このペースで何処までやれるのかが心配だ……。
じゃ、今日はここまで。
さて、今日は雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。
●犬とハサミは使いよう 1・2(原作・更伊俊介 漫画・大庭下門)

現在アニメも放送中のラノベのコミカライズ版。活字中毒の主人公・和人が強盗に殺害されるけれど、本が読みたい一心でミニチュアダックスフンドの身体に乗り移って復活。その後、(初期の段階では)唯一言葉が通じるあこがれの小説家、秋山忍こと夏野霧姫に引き取られて、様々な事件に巻き込まれたり虐待じみた扱いを受けたりする日々を描いたナンセンスコメディです。
で、本作は絵柄のイメージの所為でシリアス系だと勘違いされやすいと思うのだけど、実際には「何故犬?」とか「何故ハサミ?」とかの細かい事には大した意味は無いので、その辺を気にしてはいけない類の作品です(なにせナンセンスコメディですし)。その辺のギャップでふるいにかけられてしまった読者は結構多いような気がする。
ただ、アニメ版はかなりカットされている要素が多いらしいので、よりシュール度が増しているとは思いますけどね。その点、コミカライズ版はかなりじっくりと原作の内容を再現しているっぽいので(原作は読んでないのでよく知らないが)、印象はかなり違うかもしれません。実際、アニメ版とコミカライズ版では描写も若干違っていて、アニメ版では「銃殺された和人の遺体の損傷が少ない」と視聴者から突っ込まれていますが、コミカライズ版では「木っ端みじんに吹き飛んだ」と明言されています。この辺は規制と尺の問題があったという事なのでしょうなぁ。
そんな訳で、アニメ版よりもじっくりと内容が描写されているコミカライズ版ですが、結果的に単行本一巻を丸ごと使ってもアニメ1話目のラストまでしか話が進んでいません。一応連載は読んでいたけれど、ここまで話が進んでいないとは驚いたわ。逆に言えばアニメ版がいかに超スピードで展開していたのかが分かるというものです(ただし、基本的な話の展開は殆ど同じ)。
そして2巻もアニメ版の2話目の辺りまでしか話が進んでいません。まあ、喫茶店のマスターの正体(アニメで使われるとしたら最終回?)や、エピローグなどのアニメではまだ描かれていないエピソードもあります。しかし一方では、マキシ様とかはこの時点では登場していないので、それらのキャラのファンは注意。
なお、両巻とも巻末に2ページだけ原作者による短編とも言えないようなネタが収録されています。『スレイヤーズ』の後書きみたいなノリが好きな人向けでしょうな。あと、1巻にはコースターが付録として付いていたけれど、これは書店によって違うのかしらね……。
そして、今月末には3巻も発売するようですが、たぶんアニメの3話目の分までしか収録されていない気がする……。このペースで何処までやれるのかが心配だ……。
じゃ、今日はここまで。