ども、雑誌類の入荷スケジュールが読めない江戸です。お盆休みの関係か、他の地域では発売日の一週間近く前に売られていた本の話とかも聞くのだけど、こちらではスケジュールが早まって入荷している物は無し。これはあくまで発売日を守ろうとしているのか(しかし、通常時から他県よりも発売が遅れているので、こういう時くらい早めても……)、それとも豪雨災害の影響を受けて入荷が遅れているのか……。なんにしても、今回も『SQ.19』の入手に失敗フラグが立ちつつあるな……。また都合が悪くて毎日店に確認に行けそうにないし……。
さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。
●GUNSLINGER GIRL 11〜15(相田裕)
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古本屋で買ったり本屋で買ったり。ともかく、半年以上かけてなんとか最終巻までコンプリートしました。これにて改造幼女兵漫画も終了です。思えば、当初は原作にはさほど興味を持っていなかったのだけど、PSゲームとテレビアニメのDVDの同梱版をなんとなく購入した事を切っ掛けにして原作に興味を持つようになったような気がします。アニメ一期最終回のアンジェリカ死亡には泣いた。
で、アンジェリカが死亡した時点で、他の義体の寿命も長くないのは確定事項だし、ジャコモ=ダンテ(そういえば『ダンテ神曲』繋がりなのか、ベアトリーチェという名前の義体もいましたね)率いるテロ組織との戦いも激化していたので、悲劇的な結末しか待っていない状況でしたよねぇ……。
とはいえ、当初はメインヒロインだと思われていたヘンリエッタが14巻序盤で脱落というのは意外だった……。結局、義体としてはまともに運用できなくなっていたクラエスが1期生の中では一番長生きする事になったようですな。戦場に出なかったから当然といえば当然なんだけど、義体としては皮肉な話だ……。ただ、人間としては最も穏やかな余生を送れただろうけれどね……。また、子供を残して(たぶん)未来に希望を繋いだトリエラにも救いはあったかもしれませんが……やっぱり義体は全滅以外の道が無い事実はキツイ。
あと、12巻の過去の回想で死亡したエンリカですが、彼女の死が多くの人間の人生を狂わせたというのはジョゼとジャンの例を見るまでもなく当然なのですが、彼女の友人であるジュリアもそうですよね(当初はただのモブキャラだと思っていたのに、意外と重要な役割を演じたな……)。エンリカの死を切っ掛けにして元々は選択肢になかった軍警察に進み、それが結果的にエンリカの仇であるジャコモを追い詰めたのだから、まさに奇縁というか……。なんにしても、人一人の生死による影響力ってバカに出来ない物があるという事を思い知らされる……。
ともかくこれで完結です。個人的には2期生の存在をもうちょっと省略して話をコンパクトにして欲しかったような気はするのだけれど、それ以外は色々と考えさせられる所もあって良い作品でした(倫理的にアレな部分もあるけれど、それがあるからこそ伝わる物もあると思うし)。それはさておき、この作者はこの作品のイメージが強くついているので、次回作がどんな物になるのかが全くイメージできませんなぁ……。それだけに新作の発表が待ち遠しいです。
じゃ、今日はここまで。
さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。
●GUNSLINGER GIRL 11〜15(相田裕)



古本屋で買ったり本屋で買ったり。ともかく、半年以上かけてなんとか最終巻までコンプリートしました。これにて改造幼女兵漫画も終了です。思えば、当初は原作にはさほど興味を持っていなかったのだけど、PSゲームとテレビアニメのDVDの同梱版をなんとなく購入した事を切っ掛けにして原作に興味を持つようになったような気がします。アニメ一期最終回のアンジェリカ死亡には泣いた。
で、アンジェリカが死亡した時点で、他の義体の寿命も長くないのは確定事項だし、ジャコモ=ダンテ(そういえば『ダンテ神曲』繋がりなのか、ベアトリーチェという名前の義体もいましたね)率いるテロ組織との戦いも激化していたので、悲劇的な結末しか待っていない状況でしたよねぇ……。
とはいえ、当初はメインヒロインだと思われていたヘンリエッタが14巻序盤で脱落というのは意外だった……。結局、義体としてはまともに運用できなくなっていたクラエスが1期生の中では一番長生きする事になったようですな。戦場に出なかったから当然といえば当然なんだけど、義体としては皮肉な話だ……。ただ、人間としては最も穏やかな余生を送れただろうけれどね……。また、子供を残して(たぶん)未来に希望を繋いだトリエラにも救いはあったかもしれませんが……やっぱり義体は全滅以外の道が無い事実はキツイ。
あと、12巻の過去の回想で死亡したエンリカですが、彼女の死が多くの人間の人生を狂わせたというのはジョゼとジャンの例を見るまでもなく当然なのですが、彼女の友人であるジュリアもそうですよね(当初はただのモブキャラだと思っていたのに、意外と重要な役割を演じたな……)。エンリカの死を切っ掛けにして元々は選択肢になかった軍警察に進み、それが結果的にエンリカの仇であるジャコモを追い詰めたのだから、まさに奇縁というか……。なんにしても、人一人の生死による影響力ってバカに出来ない物があるという事を思い知らされる……。
ともかくこれで完結です。個人的には2期生の存在をもうちょっと省略して話をコンパクトにして欲しかったような気はするのだけれど、それ以外は色々と考えさせられる所もあって良い作品でした(倫理的にアレな部分もあるけれど、それがあるからこそ伝わる物もあると思うし)。それはさておき、この作者はこの作品のイメージが強くついているので、次回作がどんな物になるのかが全くイメージできませんなぁ……。それだけに新作の発表が待ち遠しいです。
じゃ、今日はここまで。