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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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最近の戦利品−暗殺教室6・7。

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 ども、昨晩は『スペース☆ダンディ』の1話目を観ていた江戸です。取りあえず『ピタゴラスイッチ』みたいなノリでの負の連鎖吹いた。小さなトラブルがどんどん大事になっていくのが凄いな……。そして、次回には絶対に繋がらないようなオチ(惑星ごと主人公達が爆発)とか、今時ギャグマンガでもここまで投げっぱなしのオチは珍しいと思うわ……(笑)。まあ、無理矢理理屈をつけるのなら、次回はパラレルワールドで今回のオチに至らなかったルートの話……という事になるのかもしれないけれど。一応SF作品だからそれも無いとも限らないしな……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●暗殺教室 6・7(松井優征)

     
 謎生物な先生をクラスが一丸となって暗殺しようとする話の第6・7巻。

 ジャンル分けしようとするとギャグなのか、それともシリアスなのかすらよく分からない作品ですが、案外まともに教師物をやっている部分もありますよね。実際、落ちこぼれクラスがテストで学年トップを争うという痛快な展開もありますし。つか、中村さんは軽そうなキャラなのに「天才小学生」という異名を持っていたのだなぁ……(そして現在のが「オヤジ中学生」というのがなんとも……w)。あと、メインの教科が苦手な生徒も、家庭科で殺せんせーを出し抜くというフォローがある所が素晴らしい。このように柔軟性に富んだ発想を育む環境を構築できている部分も教師物としては成功していると言える点ですね。

 で、そんな生徒達の成長の集大成が7巻での「沖縄離島リゾート」のエピソードで描かれており、殺せんせーの奥の手を出させるほど追い詰める事に成功しています。しかし、同時にこれまでで最大のピンチが生徒達を襲うのもこのエピソード。ここで単純な教師物ではなく、世界の命運に関わるが故に色々な勢力や人物が介入してくる物語である事を思い出させます。今後は国家レベルの組織の介入もあり得るのかもしれませんなぁ……。そう考えると、この作品も大きく話を広げる事が可能なのかもしれません。まあ、個人的にはあまり話を広げず、20巻以内でサクッと終わってくれるのが理想的ではありますがね。

 なお、6、7巻ともに巻末にはパズルの問題が収録されていますが、それ以外に7巻には『斉木楠雄のΨ難』との合作漫画が収録されています。ぶっちゃけ楠雄なら殺せんせーを倒せるよな……。



 じゃ、今日はここまで。

 

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