最近の戦利品−直球表題ロボットアニメ３。

　ども、江戸です。今日は最近の戦利品について語ってみましょうか。


●直球表題ロボットアニメ　３（DVD）

　　　　　
　感動の最終巻（割と嘘偽り無し）。１ヶ月前に注文していたのに、ようやく数日前に届いたよ……。

　で、本作は戦争を止める為に笑いを研究していたロボット娘３人組のグダグダ会話劇でしたが、回が進む事に高レベルの笑いを自覚せずに体現し、そしてついに１つの答に辿り着くという感動と衝撃のラストが描かれています。

　実際、あのラストは直前までのノリからは考えられないようなシリアス展開でしたからねぇ。しかし、それでいて今までの展開の中にも多くの複線が入っていましたし、テキトーに作られていたかのようなＥＤテーマの歌詞や製作委員会の名前ですら複線に使われていたのは、まさに衝撃展開だったと言っても過言ではないでしょう。

　そして、本編のままだとちょっと悲しいラストも、映像特典のオチで帳消しにする事も出来る安心の仕様（笑）。でも、あのオチも根本的な解決にはなっていないし、もしかしたらあのやりとりが半永久的に続くのかもしれないと思うとちょっと物悲しいものがありますねぇ。それに、結果的にモリが提案したあの最終回ネタが予言になっていた可能性も無い訳じゃないし。実際、あれだけ作り込まれた笑いがロボットに与える影響についての設定は、なにげに核心を突いている可能性もありそうだからなぁ……。

　まあ、その辺を想像したりするのも楽しいですけどね。で、あまりにも綺麗に終わっているので、続編は必要無いと感じますし、実際にそういう話も未だに無いのでこのまま完結だとは思いますが、それだけに名作として名を残して欲しいと思います。



　じゃ、今日はここまで。