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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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機動戦艦ナデシコの思い出。

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 ども、今日は昔のアニメ作品について語ってみましょうか。


●機動戦艦ナデシコ

     
 タイトル自体はパロディそのものだし、ラブコメ要素もかなり多いのだけど、それ以外にもSF要素がふんだんに盛り込まれていて、案外ハードな宇宙戦争を描いた作品ですね。それでいて、劇中に出てくるアニメ作品が大きく物語に関わってくるという悪ふざけ具合も凄まじかったけれど(笑)。でも、ゲキガンタイプのロボ格好いい……。

 また、「宇宙からの侵略者の正体が実は同じ人類だった」とか、「メインキャラのように登場したのに、序盤であっさり死亡するキャラ」とか、最近のアニメ作品でもよく見かける展開が多いので、先駆者とまでは言わないけれど、ある意味王道的な作品だと言えます。惜しむらくは、物語が完全に完結していない所なんだけど、昨今の昔の作品のアニメ化やリメイクが増えているというネタ切れ感漂う現状なら、このままコンテンツを眠らせたままにしておくのは勿体ないと思うんだけどなぁ……。続編を作るには、色々と権利とかの問題もあるのかもしれないけれど……。

 あと、この作品について語る上で無視できないのは、やはりルリルリことホシノ・ルリの存在ですな。いわゆる綾波系から派生した別系統のキャラだと思いますが(一見無感情そうに見えて実は意外と饒舌かつ毒舌だったり)、昨今で綾波系だと思われているキャラの中には、ルリの系譜に連なるキャラも多いような気がします。あと、「バカばっか」の名台詞は有名ですが、個人的には敵の正体の核心に迫った時に口にした「勘弁して」だったかが、強く印象に残っている。いずれにしても、一番人気だった事は間違いないでしょうし、事実劇場版では主役に抜擢されていますよね。


●劇場版 機動戦艦ナデシコ

      
 本編から3年後の世界が物語りとなっていますが、一部のメインキャラが不幸になっているという意味では蛇足(あと、ロリを成長させたという意味でもw)。味覚喪失はキツイよ……。

 ただ、やっぱりキャラのその後や戦争の結末など、色々と知る事が出来たという点では価値があったと思うし、かつての仲間が再結集する展開はなんだかんだで熱いよね。逆に、それ以外のバトル要素とかは期待しない方が良い感じではありますが……(あんまり尺を割いていないから)。あくまでキャラがメインって感じですねぇ。

 それと、「アキトはどこへ行きたいのー?」「秩父山中」のインパクトが凄すぎ(笑)。そして、仲間由紀恵が声優として参加しているのは『ガメラ3』のミイラ化と並ぶ黒歴史ですか?



 じゃ、今日はここまで。

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