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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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今日のつぶやき-規制中。

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 ども、江戸です。今日もつぶやいてみましょうか。


●規制中。
 昨晩の劇場版『寄生獣』を最後まで観たけれど、肯定派の私も録画はそっと消し。たぶん、20~30分くらいカットされているので、劇場で観ていない人にとっては印象が悪くなるのも当然というか。あれを放送する事で『完結編』の宣伝になるかというと、かなり微妙ですなぁ。もうちょっと規制を緩くして深夜にでも放送した方がまだマシな気が……。
 で、具体的にどれだけカットされているのかを記憶している範囲で挙げてみる(※ただし記憶違いをしている部分もあるかも)。

◎冒頭の数分間をほぼ全部カット。これにより寄生生物が何処からどのようにして新一の所にまで来たのか、この辺の原作と違う設定が視聴者に伝わらなくなる。
◎日常の描写が多数カット。特に新一と母親のやりとりが削られているので、寄生生物に身体を奪われた母親の復讐をする展開が軽くなってしまったのが問題。それと島田の学園生活も、もう少し多かったような気がする。
◎死亡の瞬間・死体描写は軒並みカット。特に島田による虐殺シーンにおける、里美にしがみついていた友達が真っ二つにされて下半身だけが落ちる描写はかなりのインパクトだっただけに、カットされて残念(まあ、これだけは放送不可能だろうとは思っていたが)。
◎また、最後の後藤が食べたステーキからイヤリングが出てくる所がカットされるなど、食人描写も徹底的に排除。この所為で、寄生生物が危険な生命体であり敵だという印象が弱くなっている。
◎そして更に、切断や刺す瞬間の描写も極力カットされているので、戦闘シーンが訳分からなくなっていたり……と、ことごとく作品の見所を消すような規制になっているのが痛い。
◎Aが母親に乗り移る過程もカットで、母親の死の唐突感がアップ。
◎最後に新一を隠し撮りする探偵(だっけ?)もカット。
◎エンディングも全面カット。

 ……って感じ。たぶん他にも色々と細かくカットされている。場面が丸ごと無くなっているのならまだしも、秒単位で切られている所もある印象なので、余計不自然になっているかも。これを観て作品を判断されるのはちと辛いですなぁ。
 まあ、ノーカットでも原作からの改編はかなりあるので、拒絶反応を示す人も多いとは思いますが、限られた上映時間で話をまとめる手段としてはかなり上手くやった方だと思うし、漫画やアニメの実写化としては数少ない合格ラインにある作品だとは思うのですけどねぇ……。個人的には安ければDVD欲しいくらい。
 なんにしても、これだけ規制に縛られていたのでは、テレビが良い番組を作る事が出来ずに衰退していくのも納得ですわ。しかも、規制した事によって良い影響があるのかもよく分からないし。私達が子供の頃にはもっと規制が緩くて、そんな番組を沢山観て育って来た訳だけど、果たしてそれが悪い結果に繋がっているのでしょうかね? 根拠があるのか無いのか分からない規制は勘弁して貰いたいものです。

●ハサミ男。
 そしてもう1本映画の話。昨晩は地元ローカルで『シザーハンズ』が放送されていたのだけど、たぶん初めての視聴。なので、「手がハサミの男の話」という少ない予備知識だけで「『バーニング』みたいなホラー作品かな?」とイメージしていたのだけど、実際にはラブストーリーだった。つか、オチは完全に童話だな……。あと、エドワードの第一印象は「何処かで見た事ある?」だった。しかし、何処で見たのかは思い出せない……。まあ、有名な作品だから、無意識ながらも目に触れる機会は多かったのだろうけれど。

●潰しあいにもならんか。
 土曜夕方のアニメ枠って予算をかけているイメージなんだけど、『電波教師』は一部の深夜アニメ以下の低予算っぽい作りなのが辛い(作画監督が海外とか……)。裏の『境界のRINNE』が安定しているだけに余計に際だちますなぁ。これは掲載誌の『週刊少年サンデー』編集部の方でも力の入れ方に差が出ている印象なんだけど、編集部内の主流派と反主流派に分かれて争ったりした結果なのだろうか……。そうじゃないと、自社作品のアニメを同じ時間帯に被せる意味が分からん。
 ところで、その後の『コナン』だけど、なにこの今時幼児向け番組でも珍しいくらいのベタベタな盗賊団……。あまりにもキャラに芝居がかかっているから劇中劇か何かだと思ったけれど違うのか……?

●最近の戦利品。
 『月刊アフタヌーン』6月号。
・付録-ミギーベンダブルフィギュア。

     
 吸盤があるので壁とかに貼り付ける事ができるけれど、イマイチ使いどころが分からない(笑)。長いから邪魔なんだよ……。それにしても、この手の付録の塗装クオリティって年々落ちているような気がするのだけど、生産国の人件費が上がっている所為なのだろうな……。
・ディザインズ-五十嵐大介による新連載。改造されて部分的に動物の身体を持つことになった人間の話。以前読み切りで載った話かな? 物語の連続性があるのか、それとも新たに作り直しているのかはよく分からないけれど、以前のよりも殺伐としているような気がしないでもない。つか、もう1本似たような方向性の作品がたまに載っているけれど、よく同じ雑誌でやる気になったな。
・ネオ寄生獣-今回は熊倉隆敏。やはりこの人の田舎描写は良い。そしてこの寄生生物は、いざという時の身体の予備にする為に子供を作っていると理由をつけつつも、なんだかんだで家族を愛している感じですな。
・げんしけん-くっちーがいなかったら、斑目と波戸くんはキスくらいしていたな。まあ、これだけ可愛かったらやむなし。
・零崎軋識の人間ノック-何故『ドラゴンボール』談義に(笑)。
・白馬のお嫁さん-「連絡先を…」のページ、かなり萌えを意識して描いているなぁ。ここだけ作画の質が全く違う。
・今日のユイコさん-喧嘩展開になるのかと思いきや、まさかのプロポーズ。そして最終回。ええっ!?
・ラブやん-最終回っぽい内容だけど、次回でどんでん返しなオチだろうか……。それとも数年後とかになって普通に最終回か?

 まあそんな感じ。



 じゃ、今日はここまで。

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