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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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最近の戦利品−火閻魔人 鬼払い1。

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 ども、『ドラえもん のび太の新魔界大冒険』を観ていた江戸です。つか、旧作の方を観たいんだけどなぁ。リメイク番は色々と改変も入っているので、原作と同じようには楽しめない部分があるのですよね。あと、録画予約するのに『クレヨンしんちゃん』が邪魔だのぉ。別の番組として分けて欲しかった……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●火閻魔人 鬼払い 1(奥瀬サキ)

     
 本作は25年ほど前に描かれた『火閻魔人』を、作者自らがリメイクしたものです。表紙の構図やポーズも旧作を踏襲していますね。

 で、鬼を退治する宿命を背負った炎を操る魔人・桃源津那美が主役という基本設定は殆ど変化していないようですが、それ以外の部分では結構変化していますね(ただ、津那美は基本的に不老不死なので、年月が経過して周囲の環境が変化しただけの可能性もある)。なんにしても、レギュラーキャラも新たに増えているので以前と全く同じとは言えませんが、作品の方向性はあまり変化していないと思うので、話の方はあまり違和感なく読めるかもしれません。

 ただ、作者自身の絵柄の変化は大きく、さすがにそちらの方は昔と同じような感覚では読めないですね。昔は普通に漫画的な表現が多かったのですが、現在では効果線や漫画的誇張が少ないので、まるで実写や3DCGアニメの場面を切り取って漫画に再構成したかのような印象があります。なので、漫画ではなく映像化した方がしっくり来るような気がしますねぇ。

 しかし、作者は自分だけが内容を把握していて読者には細かい情報の提示をしないという傾向があると思うので、話が分かりにくくて映像化するほど万人向けの作品ではないような気もしますがね。だけど、設定とかシチュエーションは非常に中二マインドを刺激する物になっているので、人によっては本当にハマれる作品だと思います。私も大好き。

 とりあえずこの巻では、旧作での強敵・忌弥童子らしき存在の登場にはゾクリと来たわ。今回は顔見せだけって感じだったけれど、今後本格的に登場する事はあるのかしら……(あと、魔王ドラキュラや座幻鬼も)。そして続編とも言える『支配者の黄昏』に繋がる茨木童子(+その指導者=おそらくは酒呑童子)との戦いが描かれるのかも気になるところですなぁ。そういう意味では続きが非常に気になっているので、はやく2巻が出て欲しい物です。



 じゃ、今日はここまで。

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