ども、江戸です。今日は昔のアニメについて語ってみましょうか。
●ラーゼフォン
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出渕裕の原作・監督作品。彼は『勇者ライディーン』のオマージュだと発言しているけれど、主役ロボのラーゼフォンのデザイン以外でその要素がどの辺にあるのか、私にはよく分からない(子供の頃以来観ていない所為もあるかもしれんが)。どちらかというと、『新世紀エヴァンゲリオン』の影響の方が濃厚だと感じる(特にオペレーターが何を言っているのか分からない所とかがw)。とにかく色々と謎を散りばめて話を難解にしていくスタイルだし、オチも世界を改変して歴史をやり直したような感じで、漫画版の『エヴァンゲリオン』のオチに近いような。
そんな訳で話を理解する事にはかなり苦労する作品ですが、雰囲気がいいのでそれによって助かっている感じ。実際、「本体がサブヒロインだった」という敵を、主人公が気付かずに倒しちゃったという展開が印象深い。で、彼女が命が尽きる前に街の照明を使って別れのメッセージを残し、それを見て主人公が真相に気付く……という演出が素晴らしいよね。泣くわ、あんなん……。
それと声優・下野紘の存在を私が知った作品でもありますが、アニメでのデビュー作がこれなのだからそれも当然か。しかし、デビュー作でいきなりの主役なのに、その大役をちゃんと果たしているのだから凄い。そりゃ名前を覚えるってものですよ。しかし、後に弄られキャラと化していく彼の姿を見ると、「何故こうなった?」感はあるな。今や「唐揚げ大好きな人」のイメージが強すぎる(笑)。
そして劇場版。
●ラーゼフォン 多元変奏曲
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テレビアニメの総集編……なんだけれど、所々で話や設定が改変されていて、オチも違いますね。ただ、あくまで総集編なので、画面アスペクト比は基本テレビ版のまま(追加映像の部分は横に広がっている事もあるが)。
また、物語は主人公の綾人とヒロインの遙の恋愛要素を中心に展開されているので、多少は理解しやすくなっているような気がします。しかしオチの部分はテレビ版の数年後の2人の結婚生活から60年後に変更され、しかも2人は離ればれになっているという……。で、遙本人には「綾人と結婚して死に別れるまで一緒に暮らしていた」という偽りの記憶が与えられており、本人が幸せならそれが本物でなくてもそれでいい……という、ちょっと見ようによっては悲しいオチに(ただし、本物の綾人とはたまに会っていた、もしくは最終的には迎えに来てもらえたともとれる描写はある)。
結局、スッキリしない部分が残るのは事実なのですが、EDテーマが良いので、終わりよければ全てよしって感じ。「tune the rainbow」は坂本真綾が歌う曲の中では1番好き。聴き入っていると泣けるよね……。
じゃ、今日はここまで。
●ラーゼフォン

出渕裕の原作・監督作品。彼は『勇者ライディーン』のオマージュだと発言しているけれど、主役ロボのラーゼフォンのデザイン以外でその要素がどの辺にあるのか、私にはよく分からない(子供の頃以来観ていない所為もあるかもしれんが)。どちらかというと、『新世紀エヴァンゲリオン』の影響の方が濃厚だと感じる(特にオペレーターが何を言っているのか分からない所とかがw)。とにかく色々と謎を散りばめて話を難解にしていくスタイルだし、オチも世界を改変して歴史をやり直したような感じで、漫画版の『エヴァンゲリオン』のオチに近いような。
そんな訳で話を理解する事にはかなり苦労する作品ですが、雰囲気がいいのでそれによって助かっている感じ。実際、「本体がサブヒロインだった」という敵を、主人公が気付かずに倒しちゃったという展開が印象深い。で、彼女が命が尽きる前に街の照明を使って別れのメッセージを残し、それを見て主人公が真相に気付く……という演出が素晴らしいよね。泣くわ、あんなん……。
それと声優・下野紘の存在を私が知った作品でもありますが、アニメでのデビュー作がこれなのだからそれも当然か。しかし、デビュー作でいきなりの主役なのに、その大役をちゃんと果たしているのだから凄い。そりゃ名前を覚えるってものですよ。しかし、後に弄られキャラと化していく彼の姿を見ると、「何故こうなった?」感はあるな。今や「唐揚げ大好きな人」のイメージが強すぎる(笑)。
そして劇場版。
●ラーゼフォン 多元変奏曲

テレビアニメの総集編……なんだけれど、所々で話や設定が改変されていて、オチも違いますね。ただ、あくまで総集編なので、画面アスペクト比は基本テレビ版のまま(追加映像の部分は横に広がっている事もあるが)。
また、物語は主人公の綾人とヒロインの遙の恋愛要素を中心に展開されているので、多少は理解しやすくなっているような気がします。しかしオチの部分はテレビ版の数年後の2人の結婚生活から60年後に変更され、しかも2人は離ればれになっているという……。で、遙本人には「綾人と結婚して死に別れるまで一緒に暮らしていた」という偽りの記憶が与えられており、本人が幸せならそれが本物でなくてもそれでいい……という、ちょっと見ようによっては悲しいオチに(ただし、本物の綾人とはたまに会っていた、もしくは最終的には迎えに来てもらえたともとれる描写はある)。
結局、スッキリしない部分が残るのは事実なのですが、EDテーマが良いので、終わりよければ全てよしって感じ。「tune the rainbow」は坂本真綾が歌う曲の中では1番好き。聴き入っていると泣けるよね……。
じゃ、今日はここまで。