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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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宇宙戦艦ヤマトの思い出・前。

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 ども、寝坊した江戸です。目覚まし時計をセットし忘れて、起床予定時間の2時間後に目覚めた……(別に予定があった訳ではないので無問題ではあるが)。いつもなら目覚まし時計が鳴らなくても自動的にその時間に起きたりするのだけど、今日は疲れていたのかねぇ……。なんだか風呂上がりにも妙な脱力感が……。体力も不足しているなぁ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版作品について語ってみましょうか(ただし、最近のは観ていないので無し)。そんな訳で今日と明日の2回に分けてやりたいと思います。なお、『宇宙戦艦ヤマト2199』のネタバレになりかねない要素は大量に含まれているので、それが嫌な人はお帰りくださいませ。


●宇宙戦艦ヤマト(劇場版)

     
 テレビシリーズ第1作目を再編集して約2時間にまとめた劇場版です。現在ではこのような方式の劇場版作品は珍しくないけれど、これは元祖といえる作品ですね。

 で、2クールのテレビシリーズを1本の映画に凝縮しているので、当然細かいエピソードは大幅にカットされてダイジェスト状態になっています。結果としてテレビ版にはあった帰還航海中におけるデスラーとの最終決戦もありません(つまりデスラー艦とデスラー砲の出番も無し)。そういう不満点はあるのですが、劇場公開版独自の展開「スター者死亡編」も収録されているので、その辺は貴重かもしれません。

 とにかく『宇宙戦艦ヤマト2199』の放送で初めてヤマトシリーズをに触れて、これから『2199』の予習をしたい、もしくは旧作も観てみたいという人の入門編にはうってつけの作品だと思います。事実、このDVDが発売された当時は7800円でしたが、現在では廉価版も発売されており、1500円以下で購入する事も可能なので子供でも手はだしやすい筈です。

 ただ、テレビ放送はもう40年近い昔の事なので、今のアニメと比べると色々と酷い所もあります。その辺は覚悟するように(所々でノイズなども入っていたりするしねぇ……)。


●さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

     
 劇場版2作目。こちらはテレビシリーズの総集編ではなく、完全に劇場用作品として作られた物です。そして、ある意味完結編。まあ、個人的にも劇場版のピークはこの辺だなぁ……と思いますがね。

 で、本作は前作の西暦2199年から時間がちょっと経過した2201年が舞台。白色彗星帝国という新たな敵と戦う為に、土方さん(『宇宙戦艦ヤマト2199』の1話などにも登場した人)を新艦長に迎えてヤマトが再び旅立つストーリーです。そして、その行く手にはまたもやデスラーが立ちはだかったりと、激しい戦いが待っていたりするのですが、やはり特筆すべきは白色彗星帝国の強大さですな。「倒したと思ったら更に厄介な状態になって再登場」の繰り返しは、現在のRPGにおけるラスボスの多段変形を彷彿させる物があります。おそらく「ヤマトの最大の敵は?」と質問されたら「白色彗星帝国」と名を挙げる人も多いでしょう。

 事実、白色彗星帝国はヤマトが完全敗北した唯一の敵だとも言えます(アクエリアスの水は除くw)。まあ、結果として特攻を美化するような内容になっているし、お馴染みのキャラも大半が戦死していたりするので、評価が分かれる部分も多いとは思いますがね。

 でも、ここでヤマトが一旦終了したからこそ、後にこの戦いの生存ルートを描いたテレビシリーズの『宇宙戦艦ヤマト2』が作られたと言えます。ただし、死ぬ人はやっぱり死ぬので、『宇宙戦艦ヤマト2199』の某氏とかを見ていると複雑な気分になる……。なんにしても、こちらのリメイクも期待したいところではありますなぁ。元々は劇場版1本の話を2クールに引き延ばした物なので、いっそ1クールに圧縮してもいいから……。いや、普通に『さらば宇宙戦艦ヤマト』のリメイクでも……(オチの方は『ヤマト2』準拠で)。


 それでは明日の『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』、『ヤマトよ永久に』、『宇宙戦艦ヤマト 完結編』へと続く。




 じゃ、今日はここまで。

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