ども、『宇宙戦艦ヤマト2199』の7話目を観ていた江戸です。今回は戦闘も無くて一見平和なんだけど、結構重い話もありましたねぇ……。その流れからの旧EDテーマ「真赤なスカーフ」は思わず泣ける……。一方ではオッパイとか下着とか裸でサービス回でした。でも、正直艦内をうろついている艦長が一番可愛かった(笑)。あと、艦内放送は公式のwebラジオとの繋がりですな。テレビ放送が始まった今だからこそ最初から聴きたいのだけど、再配信とか無いのかねぇ……。
さて、今日も雑誌の感想ネタがないので昔の作品について語ってみましょうか。
●寄生獣 1〜10(岩明 均)
微妙に表紙が日焼けしているけど、なんだかんだでもう15年以上昔の作品なんだもんなぁ……。当時は途中からだけど連載も読んでいたぜ……。
でも、最初の頃の私はこの作品に興味を持っていなかったのですよね。なんか絵柄が苦手で……。だけど、当時の『ファンロード』という雑誌でよくネタにされていたので、それが切っ掛けで興味を持って読み始めたように記憶しています。
で、いざ読んでみると話題になるだけあって面白い。いずこから現れた寄生生物達が人間に乗り移り、社会を大混乱に陥れていく様はまさに「平成のデビルマン」と呼ぶに相応しいショッキングな内容でした。正直、下手なホラー漫画よりも怖い物があります。近年でここまでの残虐描写がある作品って珍しい気がする(今は自主規制もあるのかね……)。
それでいて、よく練り込まれた物語には感心させられます。広川市長や後藤さんの正体に関する伏線とかはさすがだわ……。あと、当時社会問題化していた「環境」とかの要素も入っていますが、それも「自然を大切にしないといけないよね」という啓蒙的な描かれ方ではなく、どこか捻くれた視点で描いているように感じます。結果として単純な善し悪しでは割り切れない人の業の深さも表現されていて、それが魅力にもなっているのだと思います。
ともかく、この『寄生獣』の後にも作者は色々な作品を描いていますが、個人的にはこの傑作を上回る物はまだ無いように感じます。つか、ミギー可愛いよミギー。
で、他にも『骨の音』や『七夕の国』も持っていましたが、現在は手元に残っていません。現在残っているのは……、
●雪の峠・剣の舞(岩明 均)
こちらは歴史漫画の『雪の峠』と『剣の舞』の2つを収録した中編集ですな。
『雪の峠』はとある藩のお家騒動を描いていますが、その本筋よりも「上杉謙信怖ぇ……」という印象の方が強いですね(人質の子供を真っ二つに斬殺)。やっぱり実際に戦をしていた武将は苛烈だわ……。
『剣の舞』は剣豪・疋田文五郎を描いた作品ですが、こちらはちょっと手を加えれば少年漫画としてもいけそうな気がします。まあ、合戦シーンはなかなかグロかったりしますし、ヒロインも死亡するので悲しい話ではありますが……。でも、個人的には『寄生獣』の次くらいには好きな話です。
じゃ、今日はここまで。
さて、今日も雑誌の感想ネタがないので昔の作品について語ってみましょうか。
●寄生獣 1〜10(岩明 均)
微妙に表紙が日焼けしているけど、なんだかんだでもう15年以上昔の作品なんだもんなぁ……。当時は途中からだけど連載も読んでいたぜ……。
でも、最初の頃の私はこの作品に興味を持っていなかったのですよね。なんか絵柄が苦手で……。だけど、当時の『ファンロード』という雑誌でよくネタにされていたので、それが切っ掛けで興味を持って読み始めたように記憶しています。
で、いざ読んでみると話題になるだけあって面白い。いずこから現れた寄生生物達が人間に乗り移り、社会を大混乱に陥れていく様はまさに「平成のデビルマン」と呼ぶに相応しいショッキングな内容でした。正直、下手なホラー漫画よりも怖い物があります。近年でここまでの残虐描写がある作品って珍しい気がする(今は自主規制もあるのかね……)。
それでいて、よく練り込まれた物語には感心させられます。広川市長や後藤さんの正体に関する伏線とかはさすがだわ……。あと、当時社会問題化していた「環境」とかの要素も入っていますが、それも「自然を大切にしないといけないよね」という啓蒙的な描かれ方ではなく、どこか捻くれた視点で描いているように感じます。結果として単純な善し悪しでは割り切れない人の業の深さも表現されていて、それが魅力にもなっているのだと思います。
ともかく、この『寄生獣』の後にも作者は色々な作品を描いていますが、個人的にはこの傑作を上回る物はまだ無いように感じます。つか、ミギー可愛いよミギー。
で、他にも『骨の音』や『七夕の国』も持っていましたが、現在は手元に残っていません。現在残っているのは……、
●雪の峠・剣の舞(岩明 均)
こちらは歴史漫画の『雪の峠』と『剣の舞』の2つを収録した中編集ですな。
『雪の峠』はとある藩のお家騒動を描いていますが、その本筋よりも「上杉謙信怖ぇ……」という印象の方が強いですね(人質の子供を真っ二つに斬殺)。やっぱり実際に戦をしていた武将は苛烈だわ……。
『剣の舞』は剣豪・疋田文五郎を描いた作品ですが、こちらはちょっと手を加えれば少年漫画としてもいけそうな気がします。まあ、合戦シーンはなかなかグロかったりしますし、ヒロインも死亡するので悲しい話ではありますが……。でも、個人的には『寄生獣』の次くらいには好きな話です。
じゃ、今日はここまで。