パシフィック・リム　アップライジング観て来たー！

　ども、江戸です。今日は劇場で本日公開の『パシフィック・リム　アップライジング』を観て来たので、その感想をいってみましょうか。

　私が観たのは今日の初回上映でしたが、客は30人ちょっとといったところでしょうかね。地方の平日朝だとこんなものか。
　そして客の年齢層は20代から老人までと幅広い感じで、意外と年配の女性もいましたが、平日なので子供の姿は全く無かったですねぇ。そういう意味では土日からが本番か。

　それでは本編の内容について語ってみようと思いますが、ネタバレを含むのでそれが嫌な人は下のパンフレット画像より下は読まないように。

　　　　　
　さて、結論から言ってしまうと、個人的には前作よりも面白かったです。勿論ツッコミ所も多いし不満点が無い訳ではないのだけどね。

　例えば、序盤では敵が全く出てこないのでちょっと退屈だと感じました。全体的にみても、怪獣の出番は最終決戦以外は回想シーンににしか出てこないと言ってもいいくらいです。
　いや、終盤までは怪獣の体組織に乗っ取られたイェーガーが人類の敵として立ちはだかるので、ある意味ではロボット怪獣との戦いはタップリと描かれてはいるのですけどね。「うおっ、そんな起き上がり方するのか!?」とか、目をみはる描写もありました。でも、やはり怪獣らしい怪獣を期待すると少し肩すかしをくらう事になるかも。

　それと、前作から引き続き登場している人物については、10年後という設定に合わせて老けたメイクをしているのか、「随分と老けたなぁ……」という印象になっている人もいます。しかも、死亡したり敵になったりする人もいて、この辺は前作に愛着があれはあるほど残念に感じる人も多いでしょうなぁ。

　それでも「カテゴリー４」と「カテゴリー５」の３体の怪獣を相手にした東京での最終決戦は、やはり燃える物がありました（ただし東京の風景が微妙に中国っぽい。でもチラリとガンダムも出てくるよ）。10年後という事でイェーガーの性能が上がっているのか、数的な不利がなければ怪獣達と互角以上に戦えているのが嬉しい所。しかし、勝ち目が見えてきた所で３体の怪獣が合体して「カテゴリー６」とも言える存在になった時の絶望感よ……。
　そしてそこからどう逆転させるのかという展開が熱く、実に派手なバトルでした。前作での水中での最終決戦はちょっと地味だったのが不満でしたが、今回のは満足ですわ（まあ、主人公はよく生きていたな!?という戦法だったけど）。あと、EDが超格好よくて、終わりよければ全て良しって感じ。

　なお、３作目が作られる可能性を匂わせた終わり方になっているので、今後の展開も楽しみですね。


　ところで、CGだと昼間のシーンでのバトルが若干安っぽくなる部分があるんだけど、それを観ていると圧倒的に予算が少なかったのにそれほど劣っていない印象の『シン・ゴジラ』って凄かったんだな……と感じる。つか、『パシフィック・リム』と『ゴジラ』による夢の共演は無いのですかね……？



　じゃ、今日はここまで。