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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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今月のアフタヌーン。

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 ども、今期の最低気温を更新した北海道から江戸です。確かに朝、布団から出るのは辛かった……。しかし、某テレビニュースでは「最高気温を更新しました」と言っていたので、「アレ?そんなに暖かかったっけ?」と思ってしまったわ……(内容を聞いたらやっぱり「最低気温」だったという……)。情報が命の番組で日本語が怪しいってどういう事なの……。


 さて、今日は半月近く遅れてしまいましたが、『月刊アフタヌーン』の感想をいってみましょうか。


・付録−四季賞受賞作を収録した冊子。

     
 今回はどれも即戦力って感じですが、個人的には既に他誌で連載を持っている丈山雄為の『解体ザナフ』が一番ですな。過去に猟奇殺人を犯した主人公が少女を拾った事がきっかけで愛を教えたり教えられたりする内容ですが、救いがあるのか無いのかよく分からなくなる展開が衝撃的。まあ、主人公的には救いがあるのだろうけれど、少女にとっては後々ショックを受けるであろうオチだし、なによりも少女の母親にとっては全く救いが無いからなぁ……。それでも人間の制御できない「業」というものを描いていて良かったと思う。


・こたつやみかん−秋山はるによる新連載。

     
 以前読みきりで掲載された落語漫画が連載化。あまり落語に興味や知識が無い人間でも面白く読めるように上手く描写されていると思う。まあ、この作品がきっかけで落語に興味を持つ人間が続出するほどの爆発力は無いとは思うけれど、少なくとも落語業界にとってマイナスになるような作品ではないでしょうね。


・げんしけん−田中ェ……。

     
 この状況で照れが無いという事は、どれだけ大野さんの裸を見慣れているのか……って事ですよね……。なんともうらやましい。
 しかし、さすがに酔っぱらった大野さんの姿には動揺するようで。

     
 まるでエロ漫画のような乳だな……。で、この後なんやかんやあって二人は婚約。
 あと、斑目がやっぱり会社を辞めてしまいました。咲さんに駄目だと言われていたのに、どうしてそんな事に……。


・無限の住人−ついに最終回。

     
 凜と万次は別々の人生を歩む事になったけれど、90年後に今度は凜の子孫と旅をする事になった万次……というオチに。今現在も凜の子孫と関わりを持ちながらどこかで生きているのかねぇ……。まあ、そんな事になっていたらさすがにギャグみたいな状況であるような気もするけれど……(万次さんに社会人が出来るとは思えないし、居候みたいな状態になっているとか……)。その辺は作者自身によってパロディ化してほしい。


・箱庭の巨獣−田中雄一による読み切り作品。

     
 未来の世界で外敵から巨獣に守られる事によって生き延びている人類の話。しかし、巨獣が成獣になる為には人間を吸収したりする為、そんな生け贄的犠牲が強いられる……という。この作者の過去の読み切り作品と同様にどうやってもハッピーエンドにはなりようがない話なのですが、衰退していく人類の哀愁を描いている感じがして私は割と好きですね。はやく単行本化して欲しい。


・ブレッド・ザ・ウィザード−最終回。あまり盛り上がらないままあっさりと終わった印象もあるけれど、一応綺麗に終わった感じ。ただ、魔法での駆け引きはいいんだけど、個人的にはやっぱり銃をメインの武器とした作品はあまり好みじゃないなぁ……という事を再確認した。


・ラブやん−風邪を引いて素直にデレる。

     
 相変わらず実質夫婦だなぁ……と感じる。それだけにいつ終わっても不思議じゃないな……。


 まあそんな感じ。



 じゃ、今日はここまで。

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