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Channel: 江戸前ネギ巻き寿司
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最近の戦利品−くすりのマジョラム3。

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 ども、雪国から江戸です。窓から1〜2時間ほど目を離した後に、何気なく外を見たら真っ白になっていて吹いた。さっきまで雨が降っているだけだったのに……。まあ、これがいきなり根雪になるとは思えないけれど、いよいよ本格的な冬になって来たなぁ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●くすりのマジョラム 3(鈴城 芹)

     
 合法ロリ(見た目は小学生、実年齢は20代後半)魔女薬剤師漫画の最終巻。

 この巻でも魔法薬でお客さんの様々なお悩みを解決しているラムさんですが、相変わらず実際の医療知識を元にしたネタ作りがされており、ちょっとした健康番組並に役立つ部分がある内容になっています。毎度の事ながら、この作者は4コマ漫画しか描かない割には下手なストーリー漫画よりも題材の事を調べていたりして、そのこだわりには感心する。それでいてそういう知識情報ばかりを紹介するのではなく、漫画としての面白さのバランスをとっている所も良いですな(某作品なんかはストーリーよりも蘊蓄語りがメインになってしまうという、ちょっと本末転倒気味の内容になっているし……)。

 作者のこだわりと言えば、ラムが被っている帽子のデザインなどが毎回変わっている所もそうですが、作中の時間が動いていない本編のキャラは別ですが、作者の他の作品からモブとして出演しているキャラはリアルタイムに近い形で年齢を重ねている所にもこだわりを感じます(つか『看板娘はさしおさえ』の五十鈴ちゃんには普通に台詞があって吹いた)。そういう意味では、この作品のキャラ達の今後の成長を他作品で知る事が出来る可能性もあるので、その辺が楽しみでもあります。

 それにしても、魔女になる為に必要な才能の条件が最終回目前で明らかになったけれど、「恋が出来ない」というのはなかなかな衝撃的ですなぁ……。まあ、恋愛以外の感情や欲求は普通にあるので、普通とは違う形では可能なのかもしれませんが……(実際、男子小学生や女子中学生にはモテるしな……。しかも女子中学生とはキスもしてるし)。つか、見た目が子供な時点で普通の成人男性との恋愛が不可能に近いのだから、ある意味ではそれで良かったのかもしれませんけどねぇ……。でも、ちょっと切ない。

 なお、巻末にはリアル少女設定での魔法少女ネタも描き下ろされていますが、微妙に某『マギカ』みたいになっております。おかけで師匠の声のイメージが水橋かおりになった(笑)。

 さて、今後は作者の新作も期待したいところですが、他にもまだ手を出していない探偵物シリーズもあるので、まずはそちらを買うのが先かなぁ……。



 じゃ、今日はここまで。

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