AKIRAの思い出。

　ども、江戸です。今日は昔の作品について語ってみましょうか。


●AKIRA　DVD SPECIAL EDITION

　　　　　
　実は原作をを読んだ事は無いのだけど、テレビ放送された劇場版に圧倒されて、思わず当時9800円もしたことのDVD版も買っちゃったという……(で、放送ではカットされたEDはこれで初めて観た。いい曲よね)。現在だとDVD本体だけなら1500円も出せば買えるんですけどねぇ……。まあ、付属の映像特典DISCや分厚い絵コンテ集はそちらには無いのだろうけれど。

　で、内容の方ですが、制作費が10億円という、当時のアニメ映画としては破格なだけあって、クオリティも凄まじい物がありました。まあ、話はぶっちゃけよく分からない部分もあったけれど、圧倒的な映像だけでも観る価値はあるでしょうね。特にラストの大破壊はまさに破壊の美学というか、手描きにせよＣＧにせよ、よくこれだけ描き込めたな……と。この辺は後の『メトロポリス』や『スチームボーイ』にも引き継がれているような気がします(この２作についてはまたいずれ)。

　ただ、うちの弟なんかは「あれはなんか怖い」と後に語るほど軽くトラウマを受けてはいたようだけど（笑）。実際、鉄雄の暴走シーン――特にカオリの死亡シーンは怖いわな……。あと、老人のような、それでいて子供のような姿のキャラとかもかなり不気味でしたし、分からないでもない。まあ、だからこそ記憶に残る物になっていた事も否定できませんがね。

　そういえば、この作品は私が声優・岩田光央の存在を意識し始める切っ掛けとなった作品の１つだと思うのだけど、その後の一時期は人間以外のキャラばっかり演じていたので、当時はこんなに色物路線も出来るようになるとは思っていなかったわ……。先日の『俺、ツインテールになります。』におけるオウルギルティと金田のギャップとかも酷いよね（笑）。



　じゃ、今日はここまで。